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【news】米大統領選、候補者の宗教関係が焦点に
2011-09-15 Thu 15:23
大統領選、候補者の宗教関係が焦点に
(cjc通信 2011年09月05日21:06)

 【CJC=東京】米国では来年の大統領選挙を控え、出馬表明した人の間で神学論議が高まっている。
米国では今もプロテスタントが主流を占めるところから、信仰に触れる人も福音派が盛んで、自らの信仰深さを示そうと舞台に招き上げるのも福音派の牧師がほとんど。ユダヤ教のラビやカトリック司祭の顔が見られることはまずない。
 共和党員の7割、民主党員の過半数が、大統領候補は非常に強い宗教信仰を持っていることを重要視している。
 1960年、カトリック信徒として最初の大統領となったジョン・F・ケネディは、宗教を個人的なものとして、プロテスタントの投票者の懸念を拭い去ることに成功したが、今ではその戦略は効果がない。
 政治家は、どの教会に出席しているかだけでなく、その教派の教えや毎日曜日にそこの牧師が何を語っているか、によっても評価されるようになった。
 共和党では、テキサス州知事が、祈りのラリーを数えきれないほど開催、聖書を読み、キリストに呼び掛け、それらを全てウエブ上に公開している。
 「候補者は、自分の宗教について厳しい選択を迫られている。それについて語るか否か、何を語るか、教会を離れることも含め何をやろうとしているか、といったことだ」と語るのはオハイオ州アクロン大学のブリス政策研究所のジョン・グリーン所長。
 候補指名獲得の争いが過熱する中で、候補者の宗教に関心が持たれるのは、有権者の間で宗教的な不一致が見られることもあるが、経済か社会問題かといった優先課題にも違いがあるからでもある。
 すでに2008年、当時のバラク・オバマ候補は、シカゴ時代の教会のジェレミア・ライト牧師との関係を断ち切っている。同牧師が説教で、同時多発テロ事件を引き起こしたことに米国の外交政策が大きく影響した、と語ったためだ、という。






メリカでは来年の大統領選挙に向けて、各候補者が熱い火花を散らしつつ各地で演説を繰り広げているようですね。

日本では全く考えられないけれど、アメリカの政治を考える上で宗教的な論調は欠かせません。
記事にも『大統領候補は非常に強い宗教信仰を持っていることを重要視している』とあるとおり、アメリカの政治では常に各候補者の宗教的な価値観が重要視されるんです。

だから、大統領選の各候補者達の演説が大きなキリスト教会で行われる事などもしばしば。
寺や神社で選挙演説を行うようなものだし、ちょっと日本では考えられない光景ですよね…。

候補者の主義主張は国民から常に厳しいチェックを受けることになりますが、そのチェック項目は主に四つと言われていて。
それは「銃規制」「同性愛」「妊娠中絶」、そして「信仰心」
これらはアメリカの政治では常に争点になるデリケートな問題で、大抵の場合は宗教的な観点から議論される場合がほとんどなのです。


…でも。
じつを言うと、これらの宗教に端を発する問題が政治の重要な争点になって来たのはここ最近で。昔からそうだったワケではないんです。

記事にもあるように、例えばジョン・F・ケネディの時代にはそこまで宗教的な縛りは強くはなかったようですね。信仰する宗派や信条などは個人的なものとして、とてもバランスが取れていました。

今のような状態になり始めたきっかけは、どうやら1980年代から2006年まで続いたアメリカの保守連合による政治的な支配にあったようです。

保守連合、つまり経済的に保守的な考えを持つ人々と、思想・宗教的に保守的な考えを持つ人々。この二つの保守が1980年代にレーガン政権の元で合体することになり、それ以降2006年まで上下院ともにこの二つの保守派に支配されるという長い時代があったのです。

そのあいだに、アメリカ国内で爆発的に増えたのがいわゆる「キリスト教原理主義者」と呼ばれる人々。キリスト教における信仰に関してとても厳格・保守的で、聖書に書かれている文言を一字一句間違いのない神の言葉であると主張する人々です。もちろん、彼ら自身は自分たちのことを原理主義者とは言いません。彼ら自身は、自分たちのことをアメリカ国内で「福音派」と名乗っている場合が多いようです。
(しかし誤解の無いように一言添えるなら、福音派は本来穏健な宗派であって原理主義的な考えを持つ事は少なく。彼らが勝手にそう名乗っている、というのが事実に近いようです。)

彼らは、自分たちの主張に応えてくれる当時の保守政党・共和党を熱烈に支持しました。
今でも共和党はキリスト教原理主義者たちの圧倒的な支持を得ています

アメリカ国内のキリスト教原理主義者の数は年々増え続け、現在ではアメリカ全人口の二割近く、8000万人以上とも言われていますが。彼らのほとんどは共和党を支持しているワケです。

だから、大統領選の候補者たちは彼らを無視することなんて絶対に出来ないですし。したがって、演説ではどうしても信仰心に基づく主張が問われてくるという具合なんですね。


現代のアメリカ政治をも動かしてしまう「キリスト教原理主義者」という巨大組織。
これは、今日のアメリカではとても大きな社会問題の一つです。

日本にはキリスト教徒がほとんどいません。
しかしアメリカと最も近しい国である以上、この問題についても無縁ではないと言えます…。

アメリカという国の背景を考える時、こういった問題もあるという事をぜひ頭の片隅に置いていてほしいと思います。
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